7/31 「東京えんがちょ(嫌い)」?

2021年07月31日

7/31 「東京えんがちょ(嫌い)」(新型コロナとワクチン接種について)

 

東京の知り合いから「東京えんがちょ(嫌い)」が悲しいとの便りが届きました。

 

現在、ほとんどの日本人の方が「東京は緊急事態宣言中だから、行かない方がいい」と思っています。では緊急事態宣言中にも関わらず、206の国と地域から集まっている東京オリンピックが開かれているのはなぜでしょうか?

 

それは「オリンピックは感染防止をしっかりやっているから大丈夫・・」なんだそうです。

知り合いが言うには「私たちオリンピック関係者でない東京人も、しっかり感染防止策をしています。ランチを食べるときも、アクリル板に囲まれながら、黙食しています。もちろんオリンピック期間中でも、飲食店は20時まで、お酒も出してはいけない営業を続けています。」とのことです。

 

実際、居酒屋でクラスターなど発生したことがないし、テレビを見れば東京はオリンピックで華やかに見えますが、実際の東京の街々は20時で真っ暗、まるでゴーストタウンだそうです。

 

新型コロナウイルスは、ハイリスクグループの人たちには厳しいですが、それ以外の人たちにはあまり悪さをしないことがわかってきています。そして、ハイリスクグループの人たちのワクチン接種も進み、リスクは激減しています。

 

世界206の国と地域から人が集まっているオリンピックが開かれているにも関わらず、緊急事態宣言中の東京には行かないという話を聞くたび、東京人は悲しくやるせない気持ちになるそうです。

 

ワクチン接種が進んでも、陽性者は増えます。なぜなら、ワクチンは接種した本人の重症化を防ぐものであり、接種した人が感染しないようにするわけではないからです。この点に一般の方に大きな誤解があります。

 

いま、メディアは「感染拡大が止まりません!」と感染者数のみを叫んでいますが、ほとんどの感染者が無症状ですし、重症者数、死亡者数は激減しています。イギリスがその代表的な例です。

 

ワクチンで重症化を防げば、感染拡大は怖いものではありませんし、むしろ感染拡大して集団免疫を得た方がよいとなるわけです。そのためのワクチン接種であって、ワクチン接種で感染防止できる!ではないわけです。

 

インフルエンザワクチンと同じで、ワクチン打てばインフルエンザに罹らないわけではなく罹ってもひどいことにならないということです。

 

若者がワクチン接種をしていないので感染者数が増えている原因だとメディアは伝えますが、若者のワクチン接種が進んでも検査をすれば感染者は出てきます。ワクチンで感染防止できるわけではないからです。

 

ワクチン接種しても感染するわけで、その感染者がハイリスクグループの人たちと接触しハイリスクグループの人たちが発症するのが問題なのです。ですから、ハイリスクグループの人たちのワクチン接種を進めれば、あとはたいして気にすることはないと知り合いは言うのですが・・なぜ、こう感染者数ばかりが一人歩きしてしまうのか?

 

またなぜ未来ある若い人たちを悪者に仕立て上げるのか?正しい情報を元に自分の頭で考えないと、ほんとうに日本はペンペン草も生えない焼け野原だけ、ズタズタに分断され再起不能の国になってしまうと知り合いは大きな危機感を抱いているようです。

 

新型コロナウイルスはハイリスクグループ以外の人たちにはたいした悪さをしないというのが、緊急事態宣言中に東京オリンピックが開かれている理由です。もっと、私たち日本人が一つにまとまって、このコロナ禍に対していければと思うばかりですが、「東京えんがちょ(嫌い)」がさらに加速し、ますます東京とそれ以外が分断されていくことが、とてもとても悲しい・・との便りでした。

 

確かに日本の人口1億2388万人で2021年7/30現在のコロナ感染者数が91万3000人とすると人口比率0.73%・・つまり100人に一人足らずの感染者数つまり100人に一人足らずの感染者数となると若い方には実感が沸かないかもしれません。

 

しかし、新型コロナでお亡くなりになった15000人以上のご家族にはたった一人の肉親を亡くされた悲しみは耐え難いものとお察しします。

 

東京在住の私の長男夫婦と長年病院にお世話になっている父親にはもう1年半も会っていません。長男も知り合い同様に何回緊急事態宣言が出ても人流が減ったのは最初だけで、その後の宣言後にはほとんど変化はなく普通に生活しているとのこと・・

 

長男夫婦も8月の上旬に2回目のワクチン接種を終えるとのこと・・正月には帰省も可能ではないかと楽しみにしております。

 

7-31えんがちょ