賃貸住宅の騒音トラブルでお困りの方へ
2020年07月05日
賃貸住宅の騒音トラブルでお困りの方へ
賃貸アパートでよくあるトラブルは騒音に関するものです。
あまりにひどいとストレスになり、身体を壊してしまうケースもあります。
では、集合住宅内の住人がうるさいときには、どのように対処するのがよいのでしょうか。
マンションなどの集合住宅の場合は、家主様や管理会社への相談が第一ステップです。
一戸建て賃貸の場合はまず家主様や管理会社への相談し、改善できないときは警察に通報して相談しましょう。
決してやってはいけないことは、自分で文句を言いに行くことです。
直接話してしまうと、相手と険悪な雰囲気になってしまいます。
過去には、そのことがきっかけで悪戯されるようになったり、いやがらせをされるようになったり、刃物沙汰になったこともあります。トラブルを悪化させると、最悪そこに住み続けることすらできなくなってしまいます。
張り紙やドアを叩くことも危険ですので、絶対にやめましょう。大事なことは、第三者に相談をすることです。
警察に相談しても、トイレを流す、赤ちゃんの泣き声、掃除機をかけるなど、日常の騒音に関しては事件性がないため動いてはくれません。いわゆる民事不介入ということです。
連日の怒鳴り声や物が割れる音、夜中の大騒ぎ、飼い犬の鳴き声など、あまりにひどい事例については、口頭で注意・指導をしてくれます。
自分で文句を言いに行くとトラブルに発展する可能性がありますが、警察からの注意は即効性があります。
ただし、強制的に騒音を止めさせることはできないため、あくまで注意・指導の範囲にとどまります。とはいえ効果はありますから、緊急性が高い場合は110番通報をしてみましょう。
騒音のご近所トラブルは匿名でも通報が可能です。警察に通報・相談をすると、最後に名前と住所を聞かれます。もちろん相手方に「○○さんから通報がありました」と伝えられることはありませんが、気になる場合は匿名でも可能です。その場合は「匿名希望です」と伝えましょう。
匿名にすると対処をしっかりしてくれないのでは?と思われますが、そんなことはありません。また、別の相談窓口もあります。
110番は事件性・緊急性が高い事案を対象にしているので、緊急性がない場合は「#9110」の相談窓口に連絡をしましょう。警察安全相談員が対処のアドバイスをしてくれます。
行政機関の紹介や、悪質な騒音の場合は指導や警告をしてくれることもあります。まずは相談窓口に連絡をしてみるのがよいでしょう。
まとめ
ご近所の騒音トラブルは、安心して暮らせるかどうかを左右します。もし騒音トラブルが発生したら、決して自分で文句を言いに行ったりせずに、家主さんや管理会社、警察や行政機関に相談するようにしましょう。
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