漏水が原因で天井崩落
2021年01月24日
排水管の小さな穴からの漏水が原因で天井が崩落しました。
先日の事・・1階の入居者から天井から水がポタポタ落ちてくるとの連絡がございました。すぐに真上の2階の部屋を確認したが異常はない・・連絡者の部屋にバケツをお持ちして少し様子を見ていただくことにしました。
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漏水のあった隣部屋が空き室だったので様子をみてみると・・なんと床には水が溜まり、天井のプラスターボードとクロスが剥がれ落ち、照明器具は宙ぶらりん・・大変な状況でした。水は止めどなくボタボタと落ちており、すぐ真上の部屋の入居者に連絡し部屋への入室許可を頂き緊急用の合鍵で飛び込む・・ところが原因らしきものは何も無い。1階天井と2階の床下の給水管の破裂や水漏れが原因と考えられますが、この建物の構造は鉄筋コンクリートであるため、原因箇所の追及は大変な作業となります。
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翌日から業者の方と本格的な原因究明をするのですが、関わりのなる全部屋の水道管を止水して漏水が止まるかどうかを確認し、原因部屋を突き止める。天井が崩落したすぐ真上の部屋が原因と確認・・次に原因となる漏水箇所の調査・・床下となれば大変な作業になるのですが、幸い風呂とトイレの壁の中であることが判明したので、すぐに問題箇所の壁に修理用の30セント四方の穴をあけ、漏水箇所のパイプを交換して漏水を止めることに成功しました。
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いずれにしても漏水箇所の確認と修理、漏水が止まったことを確認できれば上、下両方の部屋のリフォームをすることになりますが、1階天井に溜まった水を1週間から10日間かけて排水し、また1週間以上かけて完全に水分を乾かしてから天井・クロス・床の貼替のリフォームになりますので2ヶ月以上賃貸に出すことができません。入居者の方には他の部屋にご移動いただくことにしました。
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給水管のほんの小さな穴が原因で大変なコストが発生します。築年数も40年近くのアパートになりますと、こういう漏水の他様々なことが原因で余分な費用が次々と発生しますので、くれぐれも普段からの管理や定期点検、定期修理を実施されることをお勧めいたします。
アパート管理のことは当社、(有)アスミルにお任せください。