どうする、入居者からの家賃値下げ交渉

2023年02月04日

入居者から「家賃値下げしてほしい・・」との相談があったと、最近よく家主様からお聞きします。

 

既存のアパートで築年数が古くなると昔入居した方と最近の入居者にどうしても差が出来てしまいます。

 

新築当初の20年前に入居した方の家賃が5万円で最近の入居者は4万円・・3LDKになると9万円が6万円

 

・・よくある事です。

 

最近も20年前の新築当初に入居され方から「ネットで自分のアパートの募集家賃を見て、自分もその家賃にし

 

てほしい・・もし下げてくれないなら出ていく・・」と管理会社の当社に連絡がありました。

 

私どもは勝手に返事できないので「家主様にお聞きしてみます」と答え、すぐに家主様に相談しました。

 

実はその方以外に新築当初の入居者はおらず、ほとんどの入居者はここ5年以内に入居された方で相談者とは

 

1万円近い差がありました。

 

家主様に相談したところすぐに承諾の返事・・

 

長年お住まい頂いている入居者であり、出て行かれるよりは値下げのほうが・・とのお返事でした。

 

相談者に報告したところ、コロナ渦で仕事が減り収入も減っていたのでありがたいと大変喜ばれていました。

 

家賃値下げ交渉も妥当な金額なら入居者の希望に合わせてあげるのも空室を増やさない一つの方法ですね。

 

 

 

逆に入居者の方はこの方法を利用して家賃交渉することも可能です。

 

ただし、本当に別のアパートに移るとなると、敷金・礼金、仲介料、引っ越し料とか余分な出費が必要です。

 

感情的にならず、穏便に家主様や管理会社と相談し、余分な出費もご検討の上、ご判断くださいね。

 

2-4家賃交渉