入居者の皆様へ・・寒波襲来に備えて
2023年01月27日
入居者の皆様へ・・寒波襲来。水道管凍結に備えてください。
明日からまた寒波が襲来するとのことです。
予防としては凍りやすいベランダの水栓の蛇口にタオルを巻くとかお風呂の蛇口から少し水を出しっぱなしにして凍結を防止することができますので、お試しください。
・水道管凍結・・・寒波襲来時に揚水ポンプや建物回りのむき出しの水道管が凍結します。
以前、アパートの外壁内部の水道管が凍結により破裂し、建物内部まで浸水して1階のテナントの天井が抜け、照明器具全部が使用不能、家財一式が水をかぶってしまい、全面リフォームの上テナントの休業補償まで家主側が支払うという事態になりました。
また、こんな日はどこの水道屋さんも電話が繋がらず、午後からの対応になりその間の水道代もバカになりません。
まずは一番近いところにある止水栓を閉めて水を止めます。
そしてできるだけ早い時期に水道業者さんにむき出しの水道管部分にスポンジなどの凍結防止材を巻くなどして次の寒波に備えましょう。
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・室外ガス給湯器・・・最近はほとんどの室外ガス給湯器に凍結防止装置がついております。
入居中の部屋のガス給湯器は常に通電されていますので、寒波襲来時には凍結防止装置が作動しますので凍結の心配はありません。
対策が必要なのは空室で電気を落としている場合です。
数年前の寒波の朝、ほかの入居者から連絡が入り、駆け付けてみますと、すべての空室でブレイカーを落としていたため凍結防止装置が働かず空室5部屋の給湯器が噴水状態でした。
事前に寒波が予想される場合は前日に空室を通電し、ブレイカーを上げ、室外ガス給湯器に通電することをお勧め致します。
ただし、通電を切っている場合は事前に電力会社への通電依頼連絡が必要です。
また、翌日にブレイカーを下げることをお忘れなく、後日メーターが回っていたと電力会社から電気代の請求がまいりますがこれは家主様のご負担となります。
但し、古いアパートの場合はガス給湯器に凍結防止装置がついていない場合がありますので、入居者が居て通電しているにもかかわらず室外給湯機が凍結する場合はガス会社凍結防止機能付きのガス給湯への交換をご相談ください。
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当社では管理アパートの1階空室の水道を寒波来週の前夜に少しだけ水を出すことによって水道管凍結を防止しております。
凍結防止対策として空室のお部屋の給湯器通電と築年数の経ったアパートの各止水栓の点検・整備、凍結防止機能付きのガス給湯への交換をお早めに実施されることをお勧めいたします。
万一、水道管の凍結による断水の電話があった場合は、昼過ぎまで待って様子をみていただくか、急を要するときは原因と思われる蛇口や水道管にタオルを巻き、ぬるま湯を何度かかけるもしくはドライヤーで温めると通水することもありますので試してもらってください。
直接熱湯をかけると止水弁が変形して凍結が収まっても通水不能なりますので絶対やめてください。
それでも改善しない場合は修理業者をお呼びください。
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