空室をなくすための第11章
2023年01月22日
空室をなくすための第11章・・・共有スペース
内見案内の際に入居後希望者がお部屋選びのポイントとして大切な事に、アパートの廊下階段などの管理状態がき
ちんとできているかどうかが重要です。
今回は通路、階段の私有物の占有問題についてです。
よくあるのが、自転車・三輪車・釣用のクーラーボックス・傘、雨具・・・そして最近増えているのが個人用宅
配ボックスなどです。
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もちろん管理会社として入居者には入居時に原則禁止として伝えます。
しかしながら、他の入居者の一人が自転車などを通路に置きだすとだんだん他の入居者も置くようになります。
共有スぺースの個人使用を見つけたら、すぐに自転車類は駐輪場への移動、クーラーボックス、傘、植木鉢は室
内へ移動、不要なものは廃棄、個人用宅配ボックスなどは必要最小限の時間帯のみ許可することを伝えてくださ
い。
先日も廊下の自転車撤去を家主様から入居者に言ってほしいと依頼があり、入居者に伝えたところ、「つい最
近、家主さんに会った時には何も言わなかったのに・・」と納得がいかない様子でこちらが悪者扱いに・
家主様が入居者の行動を見て何も言わないという行為は、入居者は家主が承認していると勘違いしますので、
くれぐれもご注意ください。
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また、穏便な解決法としては「最近、消防署の監査があり、避難路確保の指導があったので、通路、廊下、階段等
に置いてある私有物は早急に撤去願います。」と、張り紙などを活用して伝えるのも一つの方法ですね。
アパート管理でお悩みの方は(有)アスミルにご相談ください。