ジンリョウユリを見て参りました。
2020年06月04日
ジンリョウユリ(神領百合)は、徳島県の神山町神領村で発見さ
れたことから、この名前がつきました。
現在は那賀郡木沢町のごく限られた自生しており、木沢町に保護
区もあります。
野生種は種子から花をつけるまでに5年から7年以上もの歳月を
要します。さらに病気に弱いことや、美しい姿から盗掘されるこ
とも多く、開発などで近年では野生種が激減しています。
咲き初めの花色は濃いめのピンク色ですが、次第に薄くなり、花
びらの喉元の色が周辺部よりも濃いという特徴があります。また、
葉に細い縁取りが入っているのもこのユリの大きな特徴です。
・
今年はコロナの影響で保護区の農村レストランは立ち入り禁止
でしたが、周辺の道の両側に自生したジンジョウユリが咲いて
いました。
まだ少し蕾も残っていましたので、6/10頃まで楽しめそ
うです。
保護区 農村レストラン「いづりは」:那賀郡木沢出羽母林
・