7-16 愛媛磯釣り遠征PART2
2021年07月29日
7-16 愛媛磯釣り遠征PART2
前回6/25に続き、いつもの気の合う釣り仲間と二人で今年2度目のイサギ狙いの愛媛県遠征に参りました。
夏場でのここ中泊の磯釣りは1日を二回に分け、午前6時から正午までを朝釣り、午後1時から午後6時までを夕釣りと称して釣り人を入れ替え制にしています。中には両方続けて磯に上がる元気な方もおいでます。もちろん、渡船賃(¥6000円)は2度払います。
やはりこの季節は午前中の涼しい時間帯に人気があり、夕釣りとなると人数がぐっと減ります。前回は夕釣りでしたので今回は朝釣りにしました。
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午後10時に徳島市内を出発し、午前3時に愛南町の中泊港に到着・・少し仮眠をとり、午前4時に起床。まだ辺りは暗い・・あいにくの雨模様のため、磯釣り衣装の上に合羽を着て、渡船に乗り込む。
イサギの季節も後半ということで釣り人は10人ほど・・他の船も釣り人は少ない。
午前5時出船。
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ここの磯割は紳士的で渡船によってほぼ決まっており、他の船との争いはほとんどなく、仮に同じ磯に上がりたい場合は磯ごとにじゃんけんとなります。
この日は他の渡船はたった2隻・・それぞれ自分の磯割の方向に向かい、じゃんけんはありませんでした。
私たちの渡船はまっすぐ1級磯の「ナカバエ」に向かっている。ドキドキ・・。
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なんと一番に私たち二人が呼ばれ、1級磯の「ナカバエ」に・・上がる磯は船頭さんの一存で決められ、よほどのことがない限り文句は言えません。
一昨年もこの磯に上がり良い釣りをした思い出の磯です。
一昨年と同じ場所に陣取り、さっそく同じ仕掛けで釣り始める・・が一向にイサギの気配がない。
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磯釣りの格言に「同じ磯で100回弁当を食え」というのがあり、同じ磯でもその日の天気、潮の干満、風向き、潮の流れなどその日の環境で釣り方や釣り場を変えろという有難い格言である。
この日の潮は当たり潮といって潮流が沖から足元に向かって流れ、足元の磯に当たって左右に分かれるという非常に釣りにくい状況が続き、最初の1時間何も釣れない。
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撒き餌の場所や仕掛けを何回も変え、試してみるが同じ・・同じ磯の裏側に上がった高知の釣り人がイサギを釣ったのが見えた。今日は裏側の潮回りがいいのかなあ・・。
2時間くらいしてやっと私にイサギが1匹釣れた。さあこれからと意気込んだが後が続かない。
相方も苦戦している。
東裏側にいた高知の釣り人がいつの間にか西裏の高場に移り、イサギを立て続けに釣っている。なるほど、今日の潮回りは西裏の釣り場に分があるようだ。
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高知の方が「この横で釣ったらいいですよ・・」との有難いお言葉を頂き、その方の横に釣り座を構える。
足場が悪く、沖の台風の影響で波が高く釣り辛い・・
それでも高知の方のおかげでぽつぽつと良い型のイサギが釣れる。
1時間ほどの間に6匹釣ったところで満足して元の場所に戻る。
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その後、元の場所でイサギでないと思われる強い当たりが3回あり、
1回目は50セン級のニザダイ、
2回目は魚が止まらずハリス切れ・・
3回目は50センチ足らずのイズスミ(キツ)・・
久しぶりに右腕が痛くなるほどの強い魚の引きを味わい満足しました。
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11時半に迎えの船が来るまでに良型のイサギを5匹追加して竿終いとなりました。
雨が降ったりやんだりで、合羽を着たり脱いだりのややこしいお天気でしたが、真夏の猛暑のような暑さはなく割と過ごしやすい磯釣りとなりました。
正午には港に帰り、帰り支度をして午後1時には帰路につき、午後6時には自宅に帰っていました。
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