8-3.4 剣山(キレンゲショウマ)
2021年08月08日
以前、大阪でマンドリン活動をしていた時に世話になり、以来ずっと親しくさせてい頂いているマンドリン仲間と年に数回お会いして親交を深めている。
コロナの影響もあり、昨年7月鳴門のホテルで合流し、1泊して太龍寺と鶴林寺をご案内して以来、1年ぶりの再会となりました。
今回はご夫婦で「剣山」に登りたいとのこと・・ちょうどいまは「天蓋の花・キレンゲショウマ」の見頃ということでとんとん拍子にお話が進みました。
両夫婦とも2回目のワクチンを終え、2週間経ったとはいえ・・食事以外はマスク着用でコロナ対策はお互い十分・・。
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初日は大阪から徳島への移動に3時間・・
徳島から剣山登山口へは途中道路工事にぶつかり、3時間・・午後1時に到着しました。
リフト乗り場の近くのお店で「名物祖谷そば」を食べて、空模様を見ていましたが山頂付近は濃いガスがかかっており、展望がよくないと判断して山行は翌日にすることに・・
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少し早いのですが今夜の宿「ラフォーレ剣山」にチェックインしました。
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宿の前にある「夫婦池」付近を散策した後、積もる話を宿の食堂でしていると、宿の亭主が気を利かせてくれ早めに風呂の準備を・・
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午後4時にドライブの汗を流し夕食まだゆっくりさせていただきました。
夕食は鍋・・締めの雑炊が美味しかった。
明日の山行のために早めに就寝。
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翌朝、6時起床。7時に豪華な朝食を食べ、8時発のリフトに乗り込みました。
リフト乗り場の駐車場は早くから県ナンバーの車でいっぱい・・
さすが人気の山ですね。
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15分で8合目にある「西島駅」に到着・・
ここからゆっくり歩いて山頂までは1時間です。
お天気はいいのですが、少し風とガス(霧)があり涼しくて気持ちがいい・・
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気温計を見ると20度・・
エアコンよりも低い温度です。
「刀掛けの松」「お花畑」「行場との分岐点」を過ぎ、見上げると「山頂ヒュッテ」が見えます。
ここまでちょうど45分。
ゆっくりしたペースです。
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神社でお参りをすまし、山頂へ向かう・・
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すでに家内たち3人は山頂に着いたとのこと・・
私はいつものことでありますが、ブログ用に花や景色の写真を撮影したりしてずいぶん遅れてしまいました。
山頂に向かう広い草原の木道に出るとあいにくのガス(霧)が一面に広がり眺望はなし・・
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せっかくの360度の展望は見ることができません。
家内たち3人と山頂で合流し、ガス晴れ待ちをすることにしました。
30分ほど記念撮影や風景を楽しみながらガスが晴れるのを待ちましたが、ついに晴れることはありませんでした。
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予定では「山頂ヒュッテ」で昼食でしたが、まだ時間は午前10時過ぎ・・
きれいな山頂トイレで用を済ませ、キレンゲショウマの群生地に向かうことにしました。
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「刀掛けの松」まで下り、群生地には「一ノ森」の方に進みます。
5.6年前の台風で群生地を周る山道がずいぶん崩壊し、整備はされたものの以前のようにはならず、非常に歩きにくく山慣れしていない方にはお勧めできません。
この日も中間付近で中年のご夫婦が疲れて休憩しており、一方通行と決められているが同じ道を引き返してよいものかと尋ねられました。
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珍しい花も咲いているのですが、普段からあまり山登りをされていない中高年の方にはこの一方通行は酷です。
私はまたここで写真撮影に手間取り、3人とはずいぶん離れてしまいました。
これほどの「キレンゲショウマ」の群生地は珍しいそうで四国では一番です。
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10分ほど遅れてみんなと「刀掛けの松」で合流。
リフト「西島駅」まで10分・・
15分リフトに乗って「見ノ越駅」・・
リフトの足元には「ニッコウキスゲ」がたくさん咲いていました。
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駐車場に着いたのは正午・・予定よりずいぶん早い山行となりました。
駐車場で私たちはいつものソフトクリームを食べ、午後1時に帰路に着きました。
この原稿が掲載される8/10~8/15頃が今年の剣山の「キレンゲショウマ」の見頃となるでしょう。