氷瀑「神通の滝」
2021年01月15日
先週末、徳島県内は強い冬型の気圧配置で厳しい冷え込みとなり、神山町上分の神通滝の滝全体が凍ったとの便りが届いた。
滝は鮎喰川上流の上分の川又から那賀町の方面に入ります。「岳人の森」への看板が目印です。
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「岳人の森」への途中、滝への案内看板があります。
指示に従い後ろ左にUターンして細い山道に入り、鮎食川の支流の上流へ・・2キロほど車を走らせますと、公衆トイレがございます。
ここが旧の駐車場です。ここでも10台ほど駐車可能で、道の反対側には旧の登山道の入り口があり、800m(徒歩15分)ほどでは滝に着くことも可能です。
新駐車場までの道路の脇ではこんな大きなつららが・・。・
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今年、旧の駐車場の前を通り抜け、200mほど奥に20台ほど駐車可能な新しい駐車場と滝まで600m(徒歩13分)の遊歩道が完成いたしましたので、ぜひこちらをご利用ください。
但し、滝は標高600m付近にあり氷瀑のこの季節は滝までの歩道、駐車場までの車道ともに凍結する場合がありますので、事前に道路状況等をご確認の上、スノータイヤやチェーンを準備されているほうが安心です。
新駐車場の全景です。ゲートを抜けて遊歩道の奥(写真の手前の方)へ進みます。
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また、遊歩道は雪も少し積もっていますので歩きやすい登山靴かスパイク付きの長靴と防寒服でお越しください。
渓谷沿いの新しい遊歩道はこんな感じです。
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自然の中を歩く遊歩道は渓谷美で知られる神通渓谷沿いに作られ、この時期は水量が少なく滝特有の壮大な水音はありませんが、遊歩道の終点近くになると少しずつ滝が雄大な姿を見せます。
30メートルの落差を持つ神通の滝は県下でも有数の滝として名高く、氷瀑の季節は神々しい姿に変貌します。
ここからはコンクリート製の階段を降り、一枚板の橋を渡り、旧の遊歩道と合流します。
遊歩道終点からの滝の全景です。滝周辺のつららです。
人との比較でつららの大きさがわかります。
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この日は寒波が数日続きましたので、滝つぼまで見事に凍り付いていました。
祝日ということもあり大勢の見物客やカメラマンで賑わっておりました。
高価なカメラのカメラマンも…。
滝つぼまで凍ってます。10年通ってますが滝つぼまで凍るのは初めてです。
上に乗って遊んでいる方もいましたが、危険ですので絶対真似をしないでください。
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アクセス
JR徳島駅から約48km 車で約1時間30分
高松自動車道板野ICから約50km 車で約1時間45分
徳島自動車道藍住ICから約50km 車で約1時間45分
道の駅「温泉の里神山」から約15km 車で約20分
上記の距離・時間は駐車場までのものです。
無人駐車場有り(無料) 旧駐車場近くにトイレ有り
お問い合わせ
神山町観光協会088-676-1118(神山町役場 産業建設課内)
左下の人物との大きさ差で氷瀑の大きさが分かります。
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