蜂須賀桜
2022年03月18日
3/18 蜂須賀桜(熊谷寺)
四国八十八箇所霊場の第八番札所「熊谷寺」で満開の蜂須賀桜を見てきました。
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他県にあるかどうかはよく知らないのですが、県内では勝浦の「河津桜」と神山の「枝垂れ桜」の間の期間に楽しませてくれる阿波藩のお殿様の名がついたソメイヨシノよりすこしピンクの濃い桜です。
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沖縄系のカンヒザクラとヤマザクラの一代自然交配雑種のカンザクラとのことで、江戸時代まで徳島城にあったそうです。
廃藩置県に伴い最後の徳島藩主となった蜂須賀茂韶が、重臣で原田家(徳島市かちどき橋3丁目)当主の原田一平に託したとされています。
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以後250年に亘って原田邸で育てられ、毎年3月に保存会によって一般公開されています。
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サクラの代表とされるソメイヨシノに比べ、開花時期が早いことが特徴で、花びらの先に紅のサシが入るのが特徴です。
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すこし離れた丘の上にもたくさん咲いています。
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1999年に徳島市内の育苗家が苗の育成に成功して以来、徳島県内では原田家の母樹(徳島市)のほか、「城山公園」「熊谷寺」「徳島大学常三島キャンパス」「神明神社(北島田)」など、県内各地でその姿を見ることができます。
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