鮎釣り竿納め(海部川)
2022年10月16日
今年の鮎釣りもいよいよ終盤となりました。
今年の夏は孫娘がコロナに罹ったり、家内の義父が入院したり、大きな台風が二つも来たりして出かけることが出来ませんでした。
前回、8/6日以来なんと2か月も間が開いてしまい10月初旬の竿納めの釣行となってしまいました。
私自身、10月に鮎釣りに出かけるのは長い友釣り人生で初めてのことです。
この日は師匠と最近師匠に弟子入りした年上のO氏も同行し、3人での釣行となりました。
今年最後ということで師匠から2日釣りのご希望があり、初日がスタートしました。
午前9時半に海部川に到着し、中流部の樫の瀬に入川。
上流に瀬があり、前に流れ込み、下にはゆっくりとしたトロ場が広がりいかにも釣れそうな雰囲気・・。
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天気は曇天、風がある・・。
準備を整え、いざ川の中へ・・
さすが10月・・驚くほど水が冷たい。
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長時間は寒くて川に入っていられないくらい寒い。
上流で師匠が釣り始めた。
カッコイイ・・。
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私も最下流で釣り始める。
しばらくおとり鮎を狙ったポイントへ送り込むと、すぐに型の良い天然鮎が掛かりました。
2か月ぶりの感触を味わいながら引き抜くと、アララ・・受けそこなって掛かり鮎をバラしてしまいました。
いきなりのトラブル・・ショック・・せっかくの1匹目の天然鮎を逃がすとは情けない。
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年は取りたくないものですねえ・・。
気を取り直して少し弱った養殖のおとり鮎を再びポイントに送り込む・・
トラブルの後はいつものことだが次がなかなか掛からない・・
ついに午前中はゼロ。
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ちょうどお昼になったので諦めて車に帰ることにした。
上流の二人も上がってきた。
寒い、寒い・・。
午前中だけで3回もトイレタイム・・
長い鮎竿を河原に傷がつかないように置き、ベルトを外し、草陰へ・・
わりと面倒くさい・・。
車に帰りランチタイム・・
今朝、ハローズで買った助六寿司とサンドイッチ・・美味しい・・。
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30分ほど休んでいざ午後の釣り開始・・
ふらふらになった私のおとり鮎を心配してくれたO氏が天然のおとり鮎を分けてくれた。
再び下流の同じポイントへ移動し釣り始めた・・
すぐにアタリがあり、今度は慎重に引き寄せで取り込む・・
18センチほどの綺麗な鮎・・。
一時間ほどポイントを移動しながら釣っているとようやく二匹目が掛かった・・
これも慎重に引き寄せで取り込む。
さあ三匹目と意気込んでみたものの1時間あまり一向にアタリがない・・
頑張ったのですが寒さに負けて本日は終了・・
何とも情けない一日目となりました。
私と師匠はおとり鮎をO氏に預けて宿泊先の「リブエラししくい」へ移動。
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まずは腹ごしらえでレストランに直行。
私は「エビフライ定食」師匠は「カツオ塩たたき定食」と「てんぷらの盛り合わせ」二人とも大満足・・
大浴場に入り11時過ぎには寝ていました。
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さて二日目。
ホテルの部屋から見える日の出がきれいでした。
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この日はおとり店下の「荒瀬」で釣っているO氏の様子をまず伺がうことに・・。
昨日預けたおとり鮎を受け取り、おとり店で男性の方とアルバイトの女性の方と雑談・・
話していると、女性が私の三男と高校の同級生ということが判明・・徳島は狭い。
私たち二人はO氏を残し「神野の堰下流」へ入った。
アラ・・先客の鮎漁師が帰っていく。
嫌な予感がしたが車が川のそばまで行くことができるのでここに決めた。
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準備を整え、師匠は上の瀬、私は下流の緩いトロ場の開きに入った。
掛からない・・いないのか・・昨日と同じパターン。
1時間ほど辛抱の釣りが続く・・対岸の流れの緩いところでようやくアタリがあった。
今日も引き抜くことをやめてゆっくり引き寄せて取り込む。
大きくはないが20センチほどの綺麗な鮎だ。
すぐにおとり鮎を今掛かった天然鮎に交換し、少し流れの強いポイントに送り込む・・
ドカーンといきなりの強いアタリが・・・なかなかの強い引きこれは大きそうだ・・
これも無理をせず引き寄せて取り込む・・23センチはある大物だ。
やった。
ちょうどお昼になったのでこの鮎を昼からのおとり鮎にするために引き船に納め、川から上がる。
車に帰り昼食の準備をしていたら上流の師匠も帰ってきた。
「荒瀬」で分かれて釣っていたO氏も合流。
上流も釣れないとの事・・師匠も釣れていない様子・・ランチタイム。
昼からも三人とも全く当たりのない時間が続く。
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私は2時過ぎにアタリがあり、喜んで竿を立てたら穂先から仕掛け全部がおとり鮎とともになくなるという珍しいトラブル。
やる気を全くなくし、寒さに耐えきれず竿をたたんだ。
悪い予感の通り、先客の鮎をとった後だったのでポイントが荒れていたのが原因のようだ。
初めて経験した寒い寒い10月の鮎釣り・・
数は少ないですが大鮎の引きを充分楽しませてくれました。
さあて、来年の6月まで鮎釣りはお預けです。
また来年も師匠と鮎釣りが楽しむことが出来ますように・・。
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