3/27 讃岐山脈花めぐり
2024年03月30日
ここ数年お天気に恵まれずユキワリイチゲのきれいな写真を撮ることができませんでした。
この日は晴天に恵まれ絶好の撮影日和・・・
お昼は「長田」の釜揚げうどんに決めて、ドライブがてら車を香川県へと走らせました。
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三頭山の登山口にはすでに登山者とみられる車が6台・・・
少し離れた場所へ車を置き散策開始です。
お目当ての群生地はまだお日様が当たっておらず全部つぼみ。
開花している花はないかと谷をさかのぼりながら日当たりの良い場所を探します。
谷沿いにはたくさんつぼみはありますが、開花しているものが見つかりません。
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今年はアワノコバイモがたくさん咲いています。
あまり、花らしくない花です。
しかも見つけにくい1センチにも満たない小さな花・・・
でも、私は早春に精一杯葉っぱを広げ、「ここに咲いてますよー」・・・
とばかりに主張している阿波の名のついた地味なこの花が好きです。
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30分ほど谷沿いを歩き回っていると、花が半分開いたイキワリイチゲのちいさい群生地を見つけました。
よくある花に比べると白色が強く、花弁の数が多い珍しい個体です。
あと1時間くらいすれば全部開きそうです。
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ちょうどお昼になりましたので、うどんタイムです。
太陽が当たり花が開くまで時間待ちをします。
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13:40・・三頭山に帰ると、午前中日陰だったところに太陽が良く当たり、花たちが元気良く開いていました。
あちらこちらで満開です。
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離れた場所に白色が濃く、花弁の多い、そして少し大きめのユキワリイチゲの群生地がありました。
これも同じユキワリイチゲだそうです。
私はこちらも好きです。
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近くで越冬から目を覚ましたルリタテハが飛びまわっています。
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車に戻り、次は15キロほど車でセリバオウレンの群生地のある塩江方面まで移動です。
雨の翌日だったので途中の滝が見事でした。
たぶん普段はほとんど水がないのでしょうね。
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今年は雪が少なかったせいか、群生地の雪は解けてまったくありません。
少し遅かったせいか花の中心には緑の子房が膨らんでいるものがあります。
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もうだいぶ太陽が傾きかけて、杉林の奥がオレンジ色に染まってきました。
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毎年、この季節になれば決まった場所にちゃんとこの花たちが咲き、私の目を楽しませてくれることに感謝して帰路に着きました。
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