2/15 眉山山頂(最高点)
2023年02月16日
自宅に一番近い山・・眉山の山頂(最高点)に初めて行ってみました。
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私も10年ほど前までそうでしたが、ほとんどの方がロープウエイ―山頂駅のあるパゴダが眉山の山頂と勘違いしているようです。
名田橋や四国三郎橋の上から眉山を見ると確かに向かって右側(名東町)の方が高くなっています。
本当の眉山の山頂(最高点・標高290m)は西部公園の南側、約900mのところにあります。
また山頂とは別に山頂東約600mの縦走路上に標高282.9mの国土地理院指定の三角点があり、こちらを山頂と勘違いしている方も多いようです。
実際、縦走路上の道標にもこちらを眉山山頂と表記しているものがありややこしい山です。
この日は最高温度が摂氏6度・・
高気圧が西に低気圧が東に居座り、典型的な冬型の気圧配置となり冷たい西風が吹いていました。
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昼過ぎに自宅を出て、西部公園から車で山頂公園へ向かいます。「旧かんぽの宿 徳島」の手前1キロほどのところに車道から縦走路に入る登山道入り口があります。
邪魔にならないよう道のわきに車を駐車します。
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縦走路入り口です。
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13:40軽く身支度を整え出発です。
最初は数分階段歩きです・・
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登り詰めたところにアンテナ中継所があり左に進みます。
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クヌギやナラ、山桜などの自然林の中を縦走路は緩いアップダウンを繰り返しながら奥へ奥へと続いています。
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20分ほどで国土地理院指定の三角点・・
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すぐそばに素戔嗚尊(すさのおのみこと)をお祭りしたといわれる「溶造皇(ようぞうのすめら)神社」の小さな祠が鎮座していました。
お参りをして小休憩・・。
※素戔嗚尊(すさのおのみこと)は天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟、その粗暴な行動に対し天照大神は天岩戸(あめのいわと)に隠れ、全世界が暗黒となる。この罪により尊は神々に追放され、根国(黄泉の国)に赴くが、途中の出雲国で八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したことで有名である。
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3分ほどで名東町と八万町の分岐点・・
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最高点の山頂のほうに(名東の方)進まねばならないのに、誤って八万町の方へ行ってしまい15分のロス・・。
(ここでみんなよく間違えるそうです。)
小さな社のところから分岐点へ引き返しました。
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すぐにまた今度は西部公園との分岐点・・
最高点へ縦走路を進みます。
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雑木林の快適な道です。
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今度はすぐに名東の豊崎神社への分岐点。
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10分ほどで眉山山頂(最高点290m)・・・
立札があります。
ここまで約35分。
少し休んで、寒いのですぐに引き返します。
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八万町分岐まで12分・・
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三角点まで15分・・
帰りも快適なハイキングコース。
帰る途中、珍しく女性のハイカーに遭遇・・
なんといつもランチに通っている近所の定食屋さんの店員さん・・
矢三の自宅から万年山を下から登り、山頂を経て名東遍路道、地蔵院経由で矢三の自宅に帰るとの事・・
すごいです。
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車道の登山口まで30分。
往復60分・・
私たち夫婦にとっては真冬のほどよいハイキングでした。